まだまだ暑い日が続いていますが、皆さま大丈夫ですか?私は毎日めまいがして、熱中症の一歩手前といった感じです。今週末はCVIT総会ですが、仙台は涼しいと良いですね。
今回のCVITでは、時代の流れを反映してFFRの演題が増えています。2つのシンポジウムと、3つのFFR一般演題セッションが予定されています。いずれもとても興味のあるものばかりです。ぜひ皆さん会場にお集まりいただき、熱いdiscussionをお願いします。またぜひ感想もこのページに書き込んでください。
CVIT 2010 FFR関連演題
シンポジウム8月23日(月)8:30~11:30
'FFRを臨床にいかに活用するか'
S1: FFRの基礎とバイアビリティーとの関連(西宮渡辺心臓血管センター、民田浩一)
S2: FFRの現在− Korea & US から−分岐部病変に対するFFR(Seoul National University Hospital, Bon-Kwon Koo)
S3: FFRの現在−日本 & Europe からDiffuse 病変に対するFFR(東京医科大学、田中信大)
S4: 微小循環障害とCFR/FFR(心臓病センター榊原病院、廣畑敦)
S5: 確実に最大充血を得るには(和歌山県立医科大学、赤阪隆史)
シンポジウム8月23日(月)13:30~15:30
'COURAGE、FAME試験からPCIの適応を考える'
Part 2:FAME 試験からDebate
S3: 心筋シンチグラムの評価で十分である(船橋市立医療センター、福澤茂)
S4: FFRと心筋シンチグラムをうまく使い分ける(岐阜ハートセンター、松尾 仁司)
S5: Angiographic guide で十分である(新東京病院、中村淳)
Part 3:PCIをdeferするためのFFRの妥当な値は?
S6: FFR 0.75以上でdeferして良い(東京医科大学、山下淳)
S7: 実臨床では0.80 がカットオフである(京都第二赤十字病院、藤田博)
一般口演 English
Coronary Flow/Pressure wire 1 8月22日(日)14:30~15:30 D会場
MO048 Assessment and treatment of dynamic obstruction in anomalous right coronary artery using dynamic diastolic pressure gradient change.(Eulji University, Jae Woong Choi)
MO049 良好な側副血行血流を有する完全閉塞病変のFFR データの検討(大阪大学/ 徳洲会病院、角辻暁)
MO050 PCI後のPost-systolic Shortening の持続は微小循環障害に影響される(関西ろうさい病院、渡部徹也)
MO051 薬剤溶出性ステント留置後に残存する圧較差を生ずるリスクの検討(東京医科大学、木村揚)
MO052 パクリタキセル溶出ステント留置後慢性期に認める新生内膜増殖が冠血流に与える影響(東京医科大学、山下淳)
一般口演 Japanese
Coronary Flow/Pressure wire 2 8月22日(日)17:30~18:18 H会場
MO095 冠動脈造影上の中等度狭窄病変におけるFFR 値に関して病変形態が与える影響(愛知医科大学、高島浩明)
MO096 心筋梗塞症例における冠微小血管抵抗指数とMRI 遅延造影所見との比較(新座志木中央総合病院、進藤直久)
MO097 FFR値と虚血性収縮機能障害または拡張機能障害に関する検討(湖東記念病院、巣山環)
MO098 冠動脈病変におけるQCA 上の評価とFFR 解析による機能的重症度の比較(愛知医科大学、栗田章由)
一般ポスター Japanese
Coronary Flow/Pressure wire 8月22日(日)10:00~11:00 ポスター会場
MP047 冠動脈インターベンション(PCI)の適応決定にFractional Flow Reserve(FFR)の測定は有用か?(東京慈恵会医科大学、小川和男)
MP048 中等度狭窄病変に対するFFR ガイド下PCI の長期成績(大垣市民病院、武川博昭)
MP049 FFR 測定時のATP 負荷においては中心静脈と末梢静脈アプローチのいずれが有効か?(愛知医科大学、栗田章由)
MP050 労作時胸痛症例におけるPCI をガイドするためのCardioGRAF SPECT プログラムとFFR との比較(日本医科大学多摩永山病院、宮地秀樹)
MP051 Coronary endothelial function at the levels of conduit and resistance vessels in patients with coronary spastic angina. (広島鉄道病院、寺川宏樹)